この子、普通になりますか? 枠にはめるメリットと弊害

2017年3月7日

こんにちわ。

こどもの発達のセラピスト、清水宏美です。

 

ことばの発達が遅い、行動に特徴がある感じがする。

そういったお子さん、「この子、遅れてますか?」「何歳くらいですか?」

「普通になりますか?」

というご質問をいただくことがあります。

 

できるだけ、データ(根拠)と経験(見てきたもの)に基づいて、

誠実にお答えしています。

 

 

一緒に遊び、この子に何ができ、この子にどんなおもちゃや教材を与えたら何が起きて、それをどう次に繋げるのか

それを考え、お伝えします。

 

こどもが今、できること。そして大人が今、できること。

 

今、できることを見ていくと、必ず できないこと、が見えてきます。

枠にはまらない部分と言ってもいいです。

 

その枠にはまらない部分を、どうするか、です。

 

親御さんのご希望にもよりますが、できるだけ年齢に追いつくように、もちろんできることはやります。

そして、そこからはみ出すように見える部分。

そこをどうするか。

 

社会的に困っていたり、その子の発達を阻害するようであれば、問題が少なくなるような方法を考えます。

しかし、その子の 個性 であれば、どこまでも頑丈で、頑固で、

変わらかったりします。

 

そして、その変わらないものがあるからこそ、将来のその子の仕事とかに繋がっていたりします。

 

例えば、興味を持ったことは何時間でも続けてしまう、

言い出したらどうしても譲らないことがある、

 

これらは、逆に考えると、例えば成功している経営者の気質であったりするのです。

なので、普通にしない 方が良いこともあるのです。

 

せっかく変わっているものを、せっかく枠からはみ出しているものを、

枠の中に入れる必要がない場合もあるのです。

 

もちろん、これらはできることはやってもらうとか、人としての態度や、しつけ、

というものとは異なります。伸びる能力は伸ばす、ということとも違います。

 

その辺の兼ね合いについては、ご相談いただければお答えすることができます。

 

本当に変わらない部分を、その子の核となるような部分を変えようとすると、

こどもに大きな情緒的問題を残すことになる場合があります。

 

自分に自信のある大人か

自分に自信のない大人になるか

 

将来が大きく変わってしまいます。

 

そして子育てはやり直しがきかず、人生を大きく左右するから。

自分にあった情報を取り入れながら、進めていきたいですよね。

 

 

 

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言語聴覚士 こころとことばの発達のセラピスト 清水宏美